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2010年7月 9日
株式会社IHIシバウラ

IHIシバウラとライオン、高い洗浄力と洗浄時間の短縮を実現、アルカリ系内視鏡用洗浄剤「レオウォッシュIL-1000」を共同開発

当社(株式会社IHIシバウラ)とライオン株式会社(東京都墨田区 代表取締役社長 藤重 貞慶、以下ライオン)は、血液・体液などのタンパク・脂肪汚れに優れた洗浄力を発揮し、洗浄時間の短縮を実現したアルカリ系内視鏡用洗浄剤「レオウォッシュIL-1000」を共同で開発いたしました。

1.開発の背景

近年、消化器内視鏡を使用した診断や検査の普及に伴い、医療スタッフや患者の感染防止の観点から、内視鏡の高レベルな洗浄性能が求められています。

国内医療機関における内視鏡の管理・洗浄の基本が記された「消化器内視鏡の洗浄・消毒マルチソサエティガイドライン」(2008年)によると、使用後の内視鏡の衛生管理には、「洗浄剤を用いた手洗浄・つけ置き洗浄」、及び、「消毒」を行うことと定められております。特に、消毒の前に「洗浄剤を用いた手洗浄・つけ置き洗浄」を行い、血液などの有機物や付着した汚れをしっかり落とすことが、内視鏡の消毒効果を高めるためには大変重要です。

現在、手洗浄の洗浄剤としては、主に「酵素系洗浄剤」が使用されていますが、酵素の洗浄効果を発揮させるためには、一般に、(1)15分以上の「つけ置き時間」が必要、(2)35~40℃の加温が望ましい、などの理由から、常温でも高い洗浄力を発揮し、即効性をもつ洗浄剤が求められています。

当社は、オゾン殺菌のパイオニアとして、世界初のオゾン水を用いた画期的な内視鏡殺菌機を開発し、厚生労働省の薬事認可を取得、高い殺菌能力を有するオゾン水内視鏡殺菌機「OED-1000」として、2010年3月から発売しています。さらにライオンの持つ界面科学の技術を応用して、「OED-1000」と組み合わせる高品位な内視鏡用洗浄剤の開発を共同で進めてきました。

そしてこの度、血液・体液などのタンパク・脂肪汚れに優れた洗浄力を発揮し、洗浄時間の短縮を実現したアルカリ系内視鏡用洗浄剤「レオウォッシュIL-1000」の共同開発に成功しました。本洗浄剤は、当社から新鋭工業株式会社(埼玉県上尾市 代表取締役社長 宇賀神 茂)を通じて、2010年7月15日(木)から販売を開始いたします。

2.「レオウォッシュIL-1000」の商品特長

  • 内視鏡に付着した汚れに対して優れた洗浄力を発揮
    アルカリ剤と高性能キレート成分、非イオン系界面活性剤の組み合わせにより、血液や体液など、目に見えないタンパク汚れや脂肪汚れに対して常温でも優れた洗浄力を発揮します。
  • つけ置き洗浄時間を大幅に短縮
    使用後の内視鏡の洗浄では、洗浄剤を使用したスポンジ、専用ブラシによる手洗浄と、つけ置き洗浄を行います。浸透性の高いアルカリ剤と高性能キレート成分の働きにより5分以上のつけ置き時間で洗浄力を発揮し、一般に15分以上のつけ置きが必要とされている酵素系洗浄剤に比べて洗浄時間を短縮できます。
  • 環境に配慮した成分を配合
    OECD(経済協力開発機構)試験法*により、生分解性が良好と判定された原料のみを使用しています。
    *OECDが定めた化学物質の微生物分解性を評価する試験法(301A~F)
  • 当社のオゾン水内視鏡殺菌機「OED-1000」との併用により、高い洗浄と高い殺菌の両立が実現

3.容量・価格

商品名 仕様 容量 価格
レオウォッシュ IL-1000 淡黄透明液体
(非危険物)
2ℓ
ポリボトル
5,480円/本

当社は、オゾン関連機器などを初めとした環境機器事業において、今後とも、医療施設における清潔・安心・快適な環境を創出すべく、殺菌・脱臭・洗浄をキーワードとしたトータルソリューションおよび、病院内の各エリアの特性に応じたシステム提案を行ってまいります。

以上

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