オゾンでウィルス対策

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関連用語集


 

■ 用語一覧 ■


ア行

 ・ウイルス
 ・院内感染
 ・陰圧テント
 ・インフルエンザ脳症
 ・オゾン
 ・オゾン発生
 ・オゾン不活化メカニズム


カ行

 ・季節性インフルエンザ
 ・空気感染
 ・感染者
 ・基礎疾患を有する者
 ・感染症発生動向調査
 ・感染症病床
 ・抗インフルエンザウイルス薬
 ・個人防護具
 ・家禽
 ・厚生労働省
 ・国立感染症研究所


サ行

 ・新型インフルエンザ
 ・接触感染
 ・咳エチケット
 ・サーベイランス
 ・CT値


タ行 

 ・手洗い
 ・WHO
 ・鳥インフルエンザ
 ・タミフル


ナ行 

 ・濃厚接触


ハ行 

 ・飛沫感染
 ・パンデミック
 ・パンデミックワクチン
 ・病原性
 ・不活化
 ・発熱外来機能


マ行
 ・

 


ヤ行
 ・薬剤耐性


ラ行
 ・リレンザ
 ・流行シナリオ


ワ行 
 ・ワクチン




■ 用語解説 ■



〇ウイルス
   ラテン語で「毒」の意味をもちます。大きさは10~450ナノメートルで、肉眼では確認できず、 電子顕微鏡でようやく見える大きさです。ウイルスはそれ自身では代謝できず、生きている細部内で増殖可能です。細胞内に入り込み増殖し、 細胞の代謝を変えてしまい、病原体となり、人などの宿主に感染症などの障害を与えます。さらに細胞から子ウイルスが出る場合があります。

〇院内感染
   病気治療を行う医療施設で、逆に病気に感染してしまうことをいいます。近年、抗生物質薬剤の多用により、 抗生物質耐性菌が生じ、これによる感染がふえ、問題になっています。
   また、通常は病原性を発揮しない細菌、ウイルスなどが免疫力の低下した患者に感染し、 発症する日和見感染もあります。院内感染と判定できるのはほとんど入院患者に限られます。これは外来患者の場合、 どこで感染したか判らないからです。

〇陰圧テント
   院内感染を防ぐために、病室の内部の気圧をその外部の気圧より低くすることによって、 外部に感染症の病原体を拡散させないようにしている病床を陰圧病床といいます。
   病棟にその設備がない場合や感染症患者の受け入れ時に、応急用として病棟内にテントを設け、 テント内を陰圧にし病原体を外部に拡散させないようにします。このテントを陰圧テントといいます。 このテントは医療施設の建屋外に設けられる場合もあります。

〇インフルエンザ脳症
   インフルエンザがきっかけで生じた脳症のことで、主に5歳以下の乳幼児が罹患するといわれる脳・ 神経の合併症です。インフルエンザの発熱から数時間から1日で、けいれんや意味不明な言動、意識障害が起こるとされて、後遺症発生率、 死亡率も高いといわれています。
   過去のデータによるとインフルエンザ流行の年にインフルエンザ脳症の患者数、 死亡数が大きい傾向があるとされています。強い解熱剤によりインフルエンザ脳症がより重症化することがあるともいわれています。

〇オゾン
   オゾンは、海や山に微量に存在するほか、成層圏にもオゾン層として存在し、 宇宙から降り注ぐ有害な紫外線から私たちを守っています。
オゾンは、酸素原子3個からなる常温で無色の気体であり、自然界ではフッ素に次ぐ強い酸化力を持っています。その酸化力は、 塩素の7倍であるといわれており、その酸化力を利用して酸化、殺菌、脱色、漂白、脱臭などの幅広い分野で応用が広がっています。

〇オゾン発生
   主要なオゾンの生成方法には、放電による方法、光化学反応法(紫外線照射による)、電気分解法があります。 この中で、最も一般的に使用されているが放電方式です。放電方式は、高電圧電極の間にガラスなどの誘電体を設けた空隙に、交流高電圧 (数kV,50~数kHz)を印加することにより、放電を発生させます。その空間に、酸素又は空気を流し、 以下の反応によりオゾンを生成させます。
((1)~(2)が生成反応,(3)~(4)が分解反応です)
e + O   → 2O + e    (1)
O + O2 + M → O + M   (2)
e + O3   → O + O + e (3)
O + O   → 2O2      (4)

〇オゾン不活化メカニズム
  オゾンは、 ウイルスに共通の構造であるカプシドタンパク質と内部でコアとして形成しているDNAあるいはRNAに損傷を与えることにより、 ウイルスの増殖を不能にすると考えられています。
  生体分子のアミノ酸であるシステインやトリプトファンとオゾンとの反応が高く、 このことが他の薬剤に対して耐性のウイルスでもオゾンで容易に不活化される原因であるといわれています。

〇季節性インフルエンザ
   北半球および南半球で通常毎冬に流行する(熱帯地方では1年を通して発生)インフルエンザで、 その語源であるイタリア語の「天体の影響」に示すように、季節性があります。
   このインフルエンザが毎年発生する理由は、ウイルスの遺伝子が、小規模ながら常に変異するためで、 この変異によりヒトにはインフルエンザに対する生涯の免疫ができないと言われています。

〇空気感染
   感染性ウイルスを含んだ飛沫の水分は、大気中で蒸発し、5マイクロメートル以下の飛沫核となります。 この飛沫核は、非常に小さいため長時間大気中に浮遊することができ、離れた場所まで拡散します。健康な人が、 この飛沫核を吸い込むことによって感染が引き起こされる感染経路をいいます。
長時間浮遊する飛沫核からの感染の防止には、特殊な換気システム(陰圧室や陰圧テント)およびフィルタが必要となります。

〇感染者
   微生物、ウイルスなどが宿主であるヒトの組織に侵入し、 宿主との間でなんらかの係わり合いが生まれることを感染といい、このような状態になった人を感染者といます。

〇基礎疾患を有する者
  基礎疾患を有する場合は、新型インフルエンザに罹患した場合、重症化するリスクが高いと言われています。 これまでの季節性インフルエンザでの経験に加えて、今回の新型インフルエンザについての海外の知見によって、 次の人達が該当すると考えられています。
  ・妊婦、幼児、高齢者、慢性呼吸器疾患・慢性心疾患・代謝性疾患(糖尿病等)・腎機能障害・免疫機能不全(ステロイド全身投与等) を有しており、治療経過や管理の状況等を勘案して、医師により重症化のリスクが高いと判断された者

〇感染症発生動向調査
   全国の医療機関から、所轄の保健所を通して、国立感染症研究所に報告されたデータを元に、 週別発生状況としてまとめたものです。
  インフルエンザに関しては、定点当り報告数が、1を超えるとインフルエンザの流行時期に入ったとして、 注意喚起を行なわれます。

〇感染症病床
   病床は、医療法によって、一般病床、療養病床、精神病床、感染症病床、結核病床に区別されています。 感染症病床とは、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に規定する一類感染症(ペストなど)、二類感染症(結核、 鳥インフルエンザなど)及び新感染症の患者を入院させるための病床です。

〇抗インフルエンザウイルス薬
   ウイルスはヒトの組織細胞を宿主にするため、選択的にウイルスを標的とし、 しかも副作用がすくない薬が抗インフルエンザウイルス薬として必要となります。 平成21年度に起こった新型インフルエンザの抗インフルエンザウイルス薬としては、一般名オセルタミブル(商品名タミフル) が有効とされています。これらの薬は、医療機関等において医師が必要と認めた場合投与されます。また、 妊婦や乳幼児に対しては副作用のリスクを見極めて、投与の判断をすることになっています。

〇個人防護具
  病原体や放射性物質、その他の危険要因との接触によって発生する可能性がある各種障害から当該者を守るためのゴーグル、マスク、ガウン、 手袋等のような防護具のことをいいます。特に病原体の場合においては、感染防止が目的となるので、どのような感染経路であるのか、 またそれぞれの用途に応じた適切な防護具を準備する必要があります。
  例えば、マスクは症状のある人が着用することにより、咳やくしゃみの飛沫拡散を抑制し、感染の拡大を防止できます。ただし、 マスク着用による感染予防効果は、現時点では科学的根拠が得られていませんので、マスクに過信せず、 他人との距離を確保するなどの他の感染防止策を併用することも必要でしょう。

〇家禽
  ニワトリ、あひる、ウズラなど家畜として飼われている鳥のことをいいます。肉や卵などをとることを目的としています。
なお、家畜伝染病予防法において、高病原性鳥インフルエンザの対象家畜として指定されているのは、ニワトリ、あひる、きじ、だちょう、 ほろほろ鳥および七面鳥です。

〇厚生労働省
   社会福祉、社会保障、公衆衛生、労働条件などを所掌する国の中央行政機関で、 新型インフルエンザに関する行政も行っています。したがって新型インフルエンザに関する多くの情報を公的に発表しています。 これらの情報は下記ホームページからも見られます。
http://www.mhlw.go.jp/

〇国立感染症研究所
  国の感染症に関する中心的研究所です。感染症を制圧し、国民の保健医療の向上を図る予防医学の立場から、広く感染症に関する研究を行い、 国の保健医療行政の科学的根拠を明らかにし、かつこれを支援するために設置されています。 したがって新型インフルエンザに関する多くの情報を公的に発表しています。これらの情報は下記ホームページからも見られます。
http://www.nih.go.jp/niid/

〇新型インフルエンザ
   「感染症の予防用及び感染症の患者に対する医療に関する法律」の第6条7号に規定される 「新型インフルエンザ等感染症」の内の「一 新型インフルエンザ」で、 新たに人から人へ伝染する能力を持つことになったウイルスを病原体とするインフルエンザのことをいいます。
   国は、平成21年4月ころから感染が始まった,このインフルエンザを、 「一般に国民がこの感染症の免疫を持っていないことから、 全国的で急速なまん延により国民の生命及び健康に重大な影響をあたえる恐れがあると認められるもの」として、この法律上の 「新型インフルエンザ」に位置づけています。

〇接触感染
   皮膚と粘膜の直接接触または中間物を置いての間接接触により感染する感染経路をいいます。例えば、患者の咳、 くしゃみ、鼻水が付いた手が、扉のノブ、電気器具のスイッチなどに接触した場所に、健康な別の人の手が触れ、その手が自身の目、口、 鼻に触れることで感染します。
したがって、手洗いは感染防止対策の基本の一つとなっています。

〇咳エチケット
   風邪などに罹患したとき、自分の咳やくしゃみで、他人の風邪をうつさないためのエチケットのことをいいます。
感染者が、飛散させるウイルスを含んだ体液の飛沫粒子を健康な人が吸い込まないために、マスクを着用するか、咳やくしゃみをするときは、口、 鼻をティツシュなどで覆い、他人から顔をそむけ、1~2メートル以上離れることが、必要とされています。また、鼻汁、痰、 咳の飛沫などが付着したティツシュなどは、すぐにゴミ箱にすて、手を洗う前には扉のノブなどには触れないことも必要とされています。

〇サーベイランス
  サーベイランスとは、継続的に病気等の発生状況やその推移などを監視して、対策の企画、実行、分析に必要となるデータを収集し、 解釈することです。サーベイランスを有効的な活用により、関係者の効果的な対策に結びつけることができます。
  新型インフルエンザの拡大する段階では、拡大状況や当該感染症の特徴をいち早く察知することが必要であり、 地域における感染拡大の早期探知のためのクラスター(集団発生)サーベイランス、 重症化及びウイルスの性状変化の監視のためのウイルスサーベイランスやインフルエンザ入院サーベイランス、 全体的な発生動向の把握のためのインフルエンザサーベイランスなどがあります。

〇CT値
   消毒効果は、一般的にガス濃度のN乗と処理時間との積に比例するといわれています。 N=1であるいわれているのが、次亜塩素酸ナトリウム、ヨウ素、オゾンなどです。従って、消毒効果は、オゾンガス濃度(の1乗) と時間との積(積分値)に比例し、それをCT値と呼んでいます。
トータルのオゾン暴露量となるこのオゾンガスCT値を管理することにより、目標の消毒効果を確保することが可能となります。

〇手洗い
   感染防止の基本とされ、外出から帰宅時や、不特定多数の接触した人が想定できる場所に触れた時には、 毎回手を洗うことが推奨されています。
流水と石鹸で15秒以上洗い、洗った後は十分に水分をふき取ることが望ましく、これにより付着したウイルスが除去され、 感染リスクが下がるとされています。速乾性擦式消毒用アルコール製剤(アルコールを60~80%程度含む消毒薬) でアルコールが揮発するまで手を擦り合わせることで、ウイルスは死滅するといわれています。

〇WHO
  「世界保健機構(World Health Organization)」のことで、日本も加盟している国連の専門機関の一つです。 流行病の制圧、検疫の統一、薬品の国際基準の作成などを仕事とし、多くの委員会を持ち、国連の食料農業機関とも連携しています。
世界的なインフルエンザ流行に関する多くの情報を公的に発表しています。

〇鳥インフルエンザ
  インフルエンザは、当該ウイルスによる感染症のことで、感染したウイルスの抗原性の差異から、A型、B型、C型に大きく分類されます。
これらのうち、A型インフルエンザウイルスに分類される鳥の感染症のことをいいます。 特に家禽に対して高い死亡率を示している強い病原性を持つものが、高病原性鳥インフルエンザと呼ばれます。
  感染症法においては、鳥を原因とするH5N1亜型のインフルエンザウイルスが、人に感染することによって発生している疾患のことを 『鳥インフルエンザ(H5N1)』といいます。

〇タミフル
 季節性インフルエンザの治療に用いられているノイラミニダーゼ阻害薬が、新型インフルエンザにも有効であると考えられています。 ノイラミニダーゼ阻害薬の一つで、経口内服薬である一般名リン酸オセルタミビルの商品名をタミフルといいます。 国や都道府県で備蓄を行っています。

〇濃厚接触
   新型インフルエンザ感染患者からのウイルスと接触した可能性が大きい人をいい、具体的には次の人をいいます。
  患者と同一住所に居住する者、個人防護具を着用しないで患者の診察、処置、受付、調査、搬送等に直接携わった医療関係者・ 調査・搬送担当者、患者からの血液・体液・分泌物・排泄物などに個人防護具をつけないで接触した者、 2メートル以内の距離で患者と対面で会話や挨拶などの接触があった者

〇飛沫感染
   インフルエンザなどのウイルス感染症患者のくしゃみや咳、または気道の吸引によって飛散する体液の飛沫粒子が、 健康な人の粘膜に付着し、その中のウイルスが感染を引き起こす感染経路をいいます。
   飛沫は5マイクローメートルの大きさで、咳、くしゃみでは大気中で1~2メートル程度飛ぶとされ、 感染者の2メートル以上に近づかないことが、感染予防の一つとなっています。またマスクで飛沫を防止することも感染拡大の防止となります。

〇パンデミック
   感染症の場合、最初に感染した患者が感染源となって別のヒトが感染するため、 大規模で長期間の集団発生が起きる場合があり、これを流行といいます。
  流行は、その規模に対し、エンデミック(地域流行)、エピデミック(流行)、パンデミック(世界的大流行) に分類されて呼ばれます。パンデミックはこのうち最も規模が大きいもので、感染症の世界的大流行という意味となります。

〇パンデミックワクチン
   新型インフルエンザが発生した段階で、 出現した新型インフルエンザウイルス又はこれと同じ抗原性をもつウイルスを基に、感染への抗体を作るため製造されるワクチンのことです。 製造はウイルスを接種・培養する発育鶏卵の供給量にも依存するといわれています。 またワクチン接種により予知できない副反応が現れる可能性もあるといわれています。

〇病原性
   微生物、ウイルスなどが宿主であるヒトの組織に侵入し、感染症などの障害をあたえる能力のことを病原性といい、 この能力をもつ微生物、ウイルスなどを病原体といいます。病原微生物は病原性を発揮するためさまざまな病原性因子や機能をもっていますが、 これが変異する場合があります。インフルエンザウイルスは、この変異が速いとされています。

〇不活化
   菌やウイルスが、増殖する能力および再び増殖できる能力を失った状態をいいます。

〇発熱外来機能
  インフルエンザに罹患したときの症状である急な発熱や咳やのどの痛みなどの症状がある患者と、 それ以外の患者との間での病院やクリニック内での感染を、予防するための外来機能のことを言います。
  例えば、患者が受診するまでの間の待合い場所の区分けや、 一般の方の診療後に当該患者の診療をすることによる時間による区分けなどがあります。
  また、学校などの公共施設等の医療機関以外において、この機能を設置するか否かの判断は、 都道府県がそれぞれの地域の特性に応じて検討することになります。

〇薬剤耐性
   生物が、自分に対して何らかの作用を持った薬剤に対して抵抗性を持ち、これらの薬剤が効かない、 あるいは効きにくくなる現象のことをいいます。有名な耐性菌としては、「MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)」があります。 抗生物質の多用により耐性のある菌が生じる場合があるといわれています。

〇リレンザ
   季節性インフルエンザの治療に用いられているノイラミニダーゼ阻害薬が、 新型インフルエンザにも有効であると考えられています。ノイラミニダーゼ阻害薬の一つで、 経口吸入薬である一般名ザナミビル水和物の商品名のことです。国や都道府県で備蓄を行っています。

〇流行シナリオ
 新型インフルエンザの流行シナリオは、厚生労働省が、新型インフルエンザ対策の一環として、発症率、入院率、 重症化率の3つの変数を決定して、新型インフルエンザの感染拡大がどのように広がっていくかを数理モデルにより推定したものです。
  ただし、この流行シナリオは、各都道府県における医療体制を確保する上での参考となるように推定された仮定の流行シナリオで、 実際の流行予測ではありません。

〇ワクチン
   ヒトや動物に接種して感染症の予防に用いる医療品のことで、毒性をなくしたか、あるいは弱めた病原体から作られ、 弱い病原体を注入することで体内に抗体を作り、以後感染症にかかりにくくするためのものです。弱いといいながらも病原体を接種するため、 まれに体調が崩れることがあります。

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